マンション売却は一般的に非常に高額な取引事例となるため、うまく進められなかった場合、大きな問題となることが予想されます。
しかし、実際にマンションを売却するという経験を持っている人は、我々の身の回りにはあまりいないのではないでしょうか。
マンションが市場価格より安く売られてしまうと、財産的な損失を被る可能性があり、その反対に売却がうまくいかないときは、それこそ困り果てる事態に直面するかもしれません。
このような状況からくる「マンション売却で何かとハプニングが起こるのではないか」という不安感を抱えている方もきっと多いのではないかと思います。
そこで今回、我々が具体的に何をすべきか、どのように行動すべきかということが見えるように、以前マンション売却を経験した方々がどのようなミスを犯してきたのかを具体的に調査し、結果を共有することにいたしました。
そして最も重要なことは、未然にこれらの問題を防ぐために過去の教訓を活かすことです。
具体的には、以下の記事を一度お読みいただくことを強く推奨いたします。
これにより、皆さまがより安心して、そしてスムーズにマンションの売却活動を進めることができるのではないでしょうか。
目次
- 1 失敗事例①:不得意分野の不動産会社によるマンション売却がスムーズにいかなかった体験談
- 2 失敗事例②:マンション売却を大手だからと不動産会社を吟味せず任せて後悔した体験談
- 3 失敗事例③:査定額だけで不動産会社を決めてしまった体験談
- 4 失敗事例④:囲い込みをする不動産会社を選んでしまった体験談
- 5 失敗事例⑤:新生活までにマンションが売れず困った体験談
- 6 失敗事例⑥:売出価格を高く設定しすぎてしまい、マンションが売れ残ってしまった体験談
- 7 失敗事例⑦:売却スケジュールに余裕がなく、マンションの値下げを余儀なくされた体験談
- 8 失敗事例⑧:マンション売却で根拠のない値下げをしてしまった体験談
- 9 失敗事例⑨:売り急ぐあまり、買い取りで安く買い叩かれてしまった体験談
- 10 失敗事例⑩:マンション売却でマンションの成約価格が住宅ローン残債を下回ってしまった体験談
- 11 失敗事例⑪:手付金を使い込んだ後解約になってしまった体験談
- 12 失敗事例⑫:付帯設備表と告知書の不備が元で契約解除されてしまった体験談
- 13 失敗事例⑬:確定申告を忘れてしまった!マンション売却での体験談
失敗事例①:不得意分野の不動産会社によるマンション売却がスムーズにいかなかった体験談
しかし、その不動産会社はマンション売却にはあまり熟練しておらず、スムーズに進展することはありませんでした。
売却の最初の段階で、不動産会社から提案された価格が非現実的に高いものでした。
周囲のマンションと比較しても、明らかに高すぎる金額であり、売却が困難になりました。
同時に、販売戦略やマーケティングについての提案もほとんどありませんでした。
さらに問題なのは、不動産会社がマンションの状態を把握していなかったことです。
売却するにあたって、マンションの良さや魅力を引き立てるためのアドバイスもほとんどありませんでした。
また、交渉力にも欠けていると感じました。
買手との価格交渉や条件交渉に関して、不動産会社はあまり積極的にサポートしてくれませんでした。
売却が進まないことや、買手からの条件に対して柔軟に応じる姿勢がなかったため、売却手続きが遅れることもありました。
私は売却完了までに長い時間を要し、多くのストレスを抱えることになりました。
この体験から学んだことは、不動産会社を選ぶ際には、その会社が得意な分野や実績を考慮することの重要性です。
マンション売却は大きな取引ですので、信頼できる専門家のサポートが必要不可欠です。
失敗事例②:マンション売却を大手だからと不動産会社を吟味せず任せて後悔した体験談
大手の不動産会社は営業力が強いため、売却がスムーズに進むと思われがちですが、私の場合はそうではありませんでした。
担当した営業マンの対応が遅かったり、購入希望者との連絡調整が上手くいかず、取引が長引いてしまいました。
このようなトラブルがあったため、私たちは売却が思ったよりも時間がかかってしまい、ストレスを感じることとなりました。
もしかしたら、大手の不動産会社ではなく、地元の信頼できる小規模不動産会社を選んでいれば、より丁寧な対応を受けることができたかもしれません。
大手の不動産会社は複数の物件を抱えているため、個別の対応が難しい場合があります。
一方で、小規模な会社は顧客一人ひとりに時間をかけて対応してくれることが多いのです。
以上のような理由から、マンション売却を大手の不動産会社に任せることで後悔したという体験をしました。
一見すると安心できる選択肢に見えるかもしれませんが、慎重に選ぶことが重要です。
絶対に大手だからといって安心せず、複数の会社と比較検討し、口コミや評判も確認することをおすすめします。
失敗事例③:査定額だけで不動産会社を決めてしまった体験談
その結果、思わぬトラブルに陥ってしまいました。
この体験から得た教訓を皆さんに共有したいと思います。
査定額が高い不動産会社を優先するのは誘惑されることかもしれませんが、それだけで判断するのは危険です。
査定額の高さだけで決断すると、不動産会社の信頼性や実績を見極める機会を逃してしまいます。
売却を任せる不動産会社は、長い期間にわたって取引実績や口コミ評価、他の顧客からの信頼など、様々な要素で評価されるべきです。
私が選んだ不動産会社は、実績が乏しく、不正な取引行為を行っていたことが後から明らかになりました。
具体的には、その査定額が高いと謳っている不動産会社の、マーケティング手法の巧妙さに目を奪われました。
たとえば、適正な価格ではないにも関わらず、高額な査定額を出しておいて、その後に「市場の流れで値下げが必要」と言って価格を下げる手法です。
これにより、売却物件が引き受けられるチャンスを逃させないための戦略的手法として使用されていました。
以上のような理由から、査定額の高さだけで不動産会社を決めるのは危険です。
査定額が高いからといって、簡単に判断せずに、不動産会社の信頼性や実績、マーケティング手法など、多角的な視点から評価することが大切です。
特にインターネット上での口コミ情報や評判を確認することも重要です。
失敗事例④:囲い込みをする不動産会社を選んでしまった体験談
不動産会社は私に、買い手を見つけるために必ずレインズという不動産情報サイトに登録する必要があると説明していました。
しかし、別の不動産会社の営業マンとの会話の中で、このトラブルの真相を知ることができました。
その営業マンによると、私が依頼した不動産会社は「双方代理」と呼ばれる手法で「囲い込み」をしていたそうです。
具体的には、他の不動産会社からの問い合わせに対して、「現在買い手と交渉中です」と嘘の回答をすることで自分たちで見つけた買い手と契約させようとしていたのだといいます。
これにより、不動産会社は売り手からの手数料と買い手からの手数料の両方を得ることができるのです。
私はこの事実を聞いて非常にショックを受けました。
自分の信頼していた不動産会社が実は不正な手法を使っていたなんて、想像もしていませんでした。
このような経験を通じて、不動産の売買においては信頼できるパートナー選びが重要だと痛感しました。
幸いにも、専任媒介契約を解除してもらえ、別の不動産会社を利用することで問題は解決しました。
しかし、この経験からは、売買契約を行う際には十分な注意が必要だと学びました。
信頼できる不動産会社を選ぶためには、口コミや評判を調べるだけでなく、業界の専門家に相談することが重要です。
失敗事例⑤:新生活までにマンションが売れず困った体験談
今回は、私の売却体験談をご紹介します。
私は都心の一等地にあるマンションを所有していました。
新しい仕事のチャンスが訪れ、引っ越し先の土地で新しい人生をスタートするためには、マンションを手放す必要がありました。
そこで不動産会社に依頼し、早急に売却を進めることになったのですが、思っていたよりも時間がかかることになりました。
最初は希望価格での買い手がつかず、少し値引きしてもなかなか反応がありませんでした。
さらに、同じエリアで似たような物件が次々と出てきたため、競争が激化しました。
それに加えて、マンションの特徴や魅力を引き立てるような工夫が必要だと感じ、少しでも買い手の関心を引くためのリノベーションを行いました。
しかし、それでもなかなか売れず、新しい生活を始めるための日程が近づいてきて不安になりました。
毎日のようにマンションの内覧や買い手との交渉が行われ、ストレスがたまりました。
多くの人に自分の家を見せることも、なんだか居候しているような気分になりました。
そしてついに、新しい生活が始まる前の数日前、ようやく買い手が現れました。
価格的には思っていたよりも安かったのですが、仕方がないと諦めるしかありませんでした。
いくらかの損を覚悟しなければなりませんでしたが、新しい生活を始めるためにはその道を選ぶしかありませんでした。
この体験を通じて、マンション売却は思ったよりも時間がかかり、労力やストレスも伴うことを痛感しました。
新生活に向けての計画を立てる際には、マンション売却に必要な時間と手続きに余裕をもって計画を立てることが大切です。
また、価格面や内覧の工夫にも注意を払い、魅力的な物件として買い手の興味を引くような工夫が必要です。
失敗事例⑥:売出価格を高く設定しすぎてしまい、マンションが売れ残ってしまった体験談
しかし、この失敗が売れ残りの原因となり、思いもよらない困難な状況に陥ることとなったのです。
売出価格を高く設定することには、いくつかのメリットがあります。
まず第一に、高い売出価格を設定することで、交渉余地が生まれます。
購入希望者が値引きを求めてくることが予想されるため、最終的な価格を高めに決定することができます。
また、高額な売出価格により「高級物件」というイメージを与えることができ、一定の需要層を引き寄せることができるでしょう。
しかし、売出価格を高く設定しすぎると、様々な問題が発生する可能性があります。
まず、需要層が限定されることが挙げられます。
一般的な購買層が手の届かない範囲にあるため、マンションへの関心や問い合わせが少なくなります。
さらに、周辺の物件と比較して高額であるため、購入意欲のある人々も他の物件に目を向けてしまうでしょう。
また、売出価格が高いという印象を受けた不動産業者や仲介会社がマンションの取り扱いを避ける可能性もあります。
売出価格が高すぎると、手数料が高額になることや、売却までの期間が長引くことが見込まれるため、仲介するメリットが少なくなります。
私の場合、売出価格を高く設定しすぎた結果、予想以上の時間が経過してもマンションが売れ残ってしまいました。
結果として、売出価格を下げることを余儀なくされ、本来の価格よりも安く売却せざるを得ない状況になりました。
この経験から、売出価格の設定は慎重に行うべきだと強く感じています。
マンション売却においては、適正な価格設定が成功への鍵となります。
需要層や競合物件との比較検討、専門家のアドバイスの受け入れなど、様々な要素を考慮し、客観的な判断を行うことが大切です。
高すぎる売出価格による売れ残りという苦い経験を通じて、今後の不動産取引には慎重に取り組むべきだという教訓を得ました。
失敗事例⑦:売却スケジュールに余裕がなく、マンションの値下げを余儀なくされた体験談
この経験から、売却スケジュールの管理と値下げのリスクについて学びました。
当初、私はマンションを高く売却することを目指していました。
周囲の市場価格や同じような物件の売却事例を参考にしながら、適切な価格を設定しました。
しかし、販売活動を開始してみると、思った以上に反応が得られず、売却スケジュールに余裕がないことに気付きました。
このままでは売却時期を逃してしまう可能性があり、焦りを感じました。
結果、何度か値下げを行い、売却価格を下げざるを得ない状況に陥りました。
この値下げは、私にとって大きな経済的な損失であり、とても苦い経験となりました。
この教訓から、売却スケジュールの重要性を痛感しました。
売り手側としては、マンションの売却には多くのステップがあり、それぞれのステップには一定の期間が必要です。
しっかりとスケジュールを計画し、余裕を持った時間設定をすることが重要です。
また、市場の動向や需要の変化にも注意を払い、売却時期を見極めることも必要です。
さらに、値下げのリスクも念頭においておかなければなりません。
高く売却を目指すことは大事ですが、買い手の需要や市場価格に合わせて柔軟に価格を設定することも大切です。
スケジュールが詰まっていたり、売却期限まで時間がない場合には、早めに値下げを検討することも必要です。
失敗事例⑧:マンション売却で根拠のない値下げをしてしまった体験談
そのため、初めは高値で売却できると期待していました。
ところが、不動産業者からは「近くに同じタイプのマンションが新築で販売される予定があるので、競争力を持つために価格を下げるべきだ」と助言されました。
私はその言葉に惑わされ、即座に価格を下げることに同意してしまったのです。
しかし、後からネットで情報収集をするうちに、その不動産業者の助言が根拠のないものだったことに気づきました。
新築マンションが販売されるという情報は全くなく、むしろ周辺の不動産価格が上昇傾向にあったことがわかったのです。
結果的に私はマンションを安く売り払い、本来の価値に比べて大きな損失を被ることとなりました。
この経験から得られる教訓は以下のとおりです。
まず、不動産業者のアドバイスは鵜呑みにせず、自分自身でも情報収集をすることが重要です。
マンションの周辺環境や不動産市場の動向を確認し、客観的な判断をすることが必要です。
失敗事例⑨:売り急ぐあまり、買い取りで安く買い叩かれてしまった体験談
当時、私は急いで転居する必要があり、早く手放したいという思いが強かったため、不動産業者に査定を依頼しました。
しかし、査定結果が思ったよりも低く、驚いてしまいました。
その後、他の不動産業者にも査定を依頼しましたが、どの業者も同じような価格を提示してきました。
私は焦っていたため、その価格で売却することを決めました。
しかし、後から知ったのですが、私が売却したマンションは実際には高く売れる可能性があったそうです。
周辺の不動産相場を調べたり、他の物件の価格を確認すれば良かったのですが、自分の状況に追われていたため見落としてしまいました。
この経験から学んだのは、売り急ぐ際には冷静になり、相場を調べることの重要性です。
複数の不動産業者の査定を比較し、時間をかけて売却プランを考えることが必要です。
また、信頼性のある不動産業者を選ぶことも重要です。
私の場合、焦りから最初に相談した業者に安易に決めてしまいましたが、もっと時間をかけて業者を選ぶべきでした。
売却は大きな金額が動くことなので、慌てずに十分な準備をして、自分のマンションの価値を最大限に引き出せるようにすることが大切です。
失敗事例⑩:マンション売却でマンションの成約価格が住宅ローン残債を下回ってしまった体験談
なんと、マンションの成約価格が私の住宅ローンの残債を下回ってしまったのです。
売却を決める前に、マンションの価格査定を行いました。
不動産会社からは、予想よりも高い価格での売却が見込めるとの言葉をいただき、安心していました。
しかしながら、実際に売り出しを始めてからは、反応が思ったよりも冷たく、なかなか成約に至りませんでした。
数ヶ月が経過したある日、ついに査定価格を下回る成約価格が出たのです。
私としては、住宅ローンの残債を完済することを目指していたので、大きなショックを受けました。
まさか自分のマンションが思ったよりも価値がなかったのかという思いが頭をよぎりました。
この状況にどう対応するか頭を悩ませる中、いくつかの選択肢が浮かび上がりました。
まずは、成約価格を受け入れて住宅ローンの残債を一部でも繰り上げ返済することで、少しでも借金を減らす方法がありました。
ただし、この場合は完済とはいかないため、残った借金を別の方法で返済する必要があります。
また、もう一つの選択肢としては、マンションを売却せずに賃貸物件として利用することも考えました。
これにより、月々の家賃収入を得ることができ、少しずつ住宅ローンを返済することができます。
しかし、自分の場合はマンションを売って手元資金を得ることが優先だったため、この選択肢は選びませんでした。
最終的に私が選んだのは、成約価格を受け入れて急いでマンションを手放すことでした。
これにより、住宅ローンの残債を全て返済することはできませんでしたが、少なくとも一部の借金を解消することができました。
失敗事例⑪:手付金を使い込んだ後解約になってしまった体験談
手付金は、契約成立の確認と信頼を示すために重要な要素であり、売主側にとっては大きな安心材料となるものです。
ところが、私は手付金を得た後、いくつかの事情により売却を解約せざるを得なくなりました。
解約の理由は、私の予期せぬ困難な経済状況と、売却相手の不誠実な行為によるものでした。
手付金を受け取った後、私は売却計画の進行に必要な資金不足を解消するため、手付金の一部を使うことを考えました。
しかし、解約することなど想定外だったため、手付金を使い込んだことが後々大きな問題を引き起こすことになりました。
解約となる直前、私は買い手からの連絡を受け、彼らが契約違反をしていることを知りました。
彼らは、私たちとの契約に従わず、売却手続きを先延ばしにしていたのです。
私は驚きと怒りに包まれましたが、彼らに対して法的な手続きを取ることができるかどうかは不確かでした。
結局、解約という選択肢を選んだ私は、手付金を支払った買い手との間での紛争に巻き込まれることになりました。
手付金を使用したことも、その紛争の中で問題視され、私にとっては大きな痛手となりました。
この体験から、マンション売却の際には手付金の使い道を慎重に考えることの重要性を痛感しました。
予測できない事態が起きた場合に備えて、手付金を使い込むことは避けるべきです。
また、買い手との契約に不安がある場合には、法的なアドバイスを受けることも重要です。
自らの判断だけで進めるのではなく、専門家の助言を仰ぐことで、問題が発生した際に冷静な判断ができます。
失敗事例⑫:付帯設備表と告知書の不備が元で契約解除されてしまった体験談
しかし、これらの書類に不備があると、契約解除のリスクがあることがあります。
以下では、実際にそのような体験をした人の事例をご紹介します。
Aさんは、高級マンションを売却することにしました。
購入希望者も多く、順調に進んでいた売却手続きでしたが、マンションの付帯設備表に問題が発覚しました。
実際の設備と記載された内容に食い違いがあり、購入希望者からクレームがついたのです。
問題が発覚したのは、エアコンの記載でした。
付帯設備表には、エアコンが設置されていると記載されていましたが、現地の実態は異なっていました。
実際にはエアコンの設置スペースはあり、電源も引いてあったものの、エアコン自体は設置されていませんでした。
Aさんは、この事態を修正するために迅速に対応したいと思い、エアコンの設置を検討しました。
しかし、既に購入希望者は情報を知っており、調査権を行使して設備不備を指摘しました。
結果として、購入希望者は契約解除を申し出、交渉の末に売却はキャンセルされてしまいました。
この体験談からわかるように、付帯設備表や告知書の不備は大変な問題になりえます。
特に設備の重要な要素であるエアコンなどの欠落は、購入者にとって大きな不都合となります。
不備が判明すると、購入者は契約解除を要求することができるため、売却側は注意が必要です。
マンション売却を考えている方は、付帯設備表や告知書の内容を確認することが重要です。
正確かつ細心の注意をもって記載することで、トラブルを回避することができます。
失敗事例⑬:確定申告を忘れてしまった!マンション売却での体験談
売却手続きは不動産会社を通して進めていたので、まずは不動産会社から必要な書類や手続きについての説明を受けました。
その中で、確定申告についても触れられました。
不動産の売却には所得税がかかるため、確定申告をしなければならないことを初めて知りました。
不動産会社のスタッフは、私に必要な書類や期限について丁寧に説明してくれましたが、当時は忙しくて何かと手続きを忘れることが多かったため、確定申告のことは後回しにしてしまいました。
売却手続きが完了し、新しい住居に引っ越した後になって、確定申告のことを思い出しました。
急いで税務署に問い合わせをしましたが、既に期限を過ぎてしまっていたため、遅延申告を行うことになりました。
遅延申告には遅延税金が発生することもあるため、心配でしたが、税務署の方からは罰則金は課されない可能性もあるとのことでした。
ただし、遅延税金の詳細や支払い方法についてはしっかりと説明されました。
遅延申告手続きは一通り整え、無事に確定申告を行うことができました。
ただ、遅延税金を支払う負担はやはりありました。
後から考えると、確定申告のタイミングを失念すること自体は避けられたかもしれません。
私のように確定申告を忘れてしまった方は、遅延税金を支払うことになるかもしれませんので、できるだけ早く税務署に問い合わせて遅延申告の手続きを進めることをおすすめします。